Preventive
Dentistry
予防歯科
歯や口の健康を維持し、
病気を未然に防ぐ
予防歯科
予防歯科とは、歯や口腔内のトラブルを最小限に抑え、口腔内の健康を維持できるようにすることです。予防歯科では定期的な歯科検診、適切な口腔ケア、健康的な生活習慣が必要となります。
予防歯科とは
患者さまに定期的に来院していただき歯の健康を保つための検査・治療・セルフケア指導などを行うこと。悪くなってから治療するのではなく、普段からお口の状態を整えておくことで歯を長持ちさせるのが目的です。
虫歯や歯周病などは治療できる病気ですが、繰り返すことで将来的に天然歯を失ったり、残っている歯に負担を掛けたりすることも。予防歯科では、生涯にわたりできるだけご自分の歯を残すことを目指しています。
予防歯科の必要性
予防歯科は虫歯や歯周病の早期発見・早期治療を可能にします。歯を長く多く残すためには、お口のトラブルが起きる前に対処できる予防歯科が適しています。
さらに歯の健康は、全身状態とも関連することが分かっています。例えば高齢者に多い誤嚥性肺炎は、歯周病が原因となることがある病気です。歯周病菌が肺に侵入することで発症し、場合によっては命を脅かす可能性も。
予防歯科で歯を守ることは、全身の健康を予防することにもつながるのです。
予防歯科に対する
欧米諸国との意識の差
日本と比較し、欧米諸国では予防歯科の考えが根づいています。スウェーデンでは、80歳以上でも20本以上の歯が残っている方がほとんど。一方日本では51%程に留まっています。
ご自分の歯を失うと、食事や会話に不便を生じるなど健康的に生活を送れなくなってしまうことも。こういったリスクを回避するために注目されているのが、予防歯科なのです。
予防歯科の治療内容
予防歯科の治療内容は、検査・プロフェッショナルケア・ブラッシング指導など。プロフェッショナルケアではスケーリングに加え、自由診療のPMTCを行うことも可能です。
PMTCとは、専用の器具や研磨剤を用いたクリーニングのこと。ご自宅のケアでは取り除くのが困難な頑固な汚れに、隅々までアプローチする治療です。仕上げは歯の表面を滑らかに磨くため、着色や歯垢が付着するのを防ぐ効果も期待できます。
よくある質問
ここでは、予防歯科でよくいただく質問をまとめました。