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Implant

インプラント治療

院長がアメリカで学んだトップクラスの技術と
大学病院で積んできた臨床経験をもとで行う
質の高いインプラント治療

インプラント治療とは虫歯や怪我などで歯を失った箇所に人工歯を再建する治療法のこと。治療では顎の骨に生体への親和性が高い人工歯根を埋入し、その上からセラミックなどの人工歯を装着します。

インプラントとは

インプラントとは、人工物を体内に埋め込む治療の総称です。整形外科で骨折治療したときに使用するボルトもインプラントといいます。そのため歯科治療でのインプラントは「デンタルインプラント」と呼ばれることもあります。近年では歯科領域におけるインプラントを指すことが一般的です。

見た目が天然歯に近く、残りの歯への負担が少ないのが特徴です。

インプラントとは

こんな方におすすめ

  • 入れ歯に違和感がある、または入れ歯が合わない
  • 残った歯に負担をかけずに治療したい
  • 自分の歯に近い感覚で食べものの食感を楽しみたい
  • 自然な見た目の仕上がりにしたい

インプラントの特徴やメリット

インプラントの特徴・メリットには以下のようなものがあります。

残っている歯に負担をかけにくい

独立した人工歯を埋め込む治療のため、歯を削る必要がなく、他の歯への負担に配慮していることが特徴。残っている歯を守れるのは、お口の健康を考えるうえではメリットだといえます。

審美性に優れている

インプラントでの治療には、天然歯と同じような色調で違和感が少ないセラミックなどの素材を用います。部分入れ歯のようにクラスプが見えてしまうこともなく、目立ちにくいのが特徴です。

自分の歯のような感覚で咀嚼が可能

顎の骨に直接人工の歯根を埋め込む治療のため、天然歯と同じような感覚で食べものの咀嚼が可能。左右バランスよくしっかりと噛めるため、歯ごたえがある食事でも食感を楽しめます。

骨が痩せるのを防げる

天然歯の歯根部分は顎の骨に埋まっており、歯を失うと咀嚼時の力が骨まで届かなくなるため、骨は痩せていきます。インプラントは人工の歯根を顎の骨に埋入するため、咀嚼時の力が骨まで伝わり、顎の骨が痩せるのを防げます。

取り扱っているインプラントの種類

入れ歯(部分入れ歯/総入れ歯)

入れ歯とは取り外し可能な人工歯です。

部分入れ歯は周囲の歯に金属のバネ(クラスプ)を引っ掛けて固定し、失った歯の機能を取り戻す治療です。総入れ歯は、ピンクの土台に人工歯が並んだ装具で上下どちらかの顎の歯が1本もないときの治療として用いられます。

歯科におけるインプラントは、歯根が無くなった部分の顎の骨に土台を作って人工歯を取りつける治療です。ブリッジや入れ歯と異なり手術を行う必要がある他、基本的には自由診療のため、全額自己負担になります。

独立した歯の植立を行うため、残った天然歯に負担がかかりくいのが特徴です。

項目 部分入れ歯 総入れ歯
1.咬み心地
2.咬合力
3.顎の骨の吸収(瘦せること) ×(やや多い) ×(多い)
4.他の歯への負担 ×(多い) △(やや多い)
5.審美性
6.味覚 ×
7.手術の有無 なし なし
8.治療時の痛み △(多少あり) △(多少あり)
9.治療後の問題 なし あり
10.治療期間 短い やや長い
11.耐用年数
12.費用
13.メンテナンス・清掃 ×

インプラントの流れ

インプラントは、以下のような流れで治療を行います。

カウンセリング

カウンセリングでは担当医師が治療のご希望やご不安などを伺い、インプラントの概要について説明します。

各種検査

お口の状態確認や咬み合わせなどの詳しい検査を行います。CT撮影では、顎の骨のくぼみや傾き、密度、量などをチェックします。

一次手術

顎の骨に土台となるインプラント体を埋め込みます。

待機期間

一次手術後は治療期間として2~6ヶ月程度置き、インプラント体が定着するのを待ちます。

二次手術

再度歯茎を切開し、インプラント体の定着を確認してから人工歯の接続部分となるアバットメントを装着します。

人工歯の作製・装着

二次手術後、治癒を待ってからインプラントの型取りをし、人工歯を作製します。アバットメントを外し、人工歯を装着したら治療完了です。

メンテナンス

インプラント治療後、ブラッシング指導など口腔内の衛生状態を保つための定期的なメンテナンスを行います。

治療期間について

インプラントの治療期間は3~12ヶ月程度かかるのが一般的で、手術自体は一次手術と二次手術合わせて1~2日程で終了します。治療前にはお口の状態によって、虫歯や歯周病の治療が必要な方も。骨の造形手術を行う場合は、さらに治療期間として4~5ヶ月程度かかることがあります。

治療回数について

お口の状態や治療内容によって異なりますが、早い場合は6回程度の通院で治療が終了します。ただし治療を行う本数・位置によっても通院の頻度・回数は変わるため、個人差がある治療法です。あくまでも参考程度として捉えておいてください。

定期検診について

定期検診ではインプラントの使用感のチェックや口腔内の衛生状態を保つためのブラッシング指導などを実施。残っている歯は保険診療ですが、インプラント部位に関しては自費のメンテナンスとなります。

ブリッジ・入れ歯との違い

ブリッジと入れ歯はどちらも保険適用での治療が可能ですが、咬み合わせがよくないと違和感や痛みを生じたり、部分入れ歯ではクラスプが気になったりといったデメリットも。

その一方で治療期間が短いため、早く治療を終わらせたい方には向いています。

ブリッジ

ブリッジとは失った歯の両隣を削って土台にし、橋渡しのように被せものをすることで欠損部分の歯を補う治療のこと。

土台になる歯は健康な状態であっても削る必要があるため、天然歯に負担をかけてしまう恐れがあります。

インプラントの料金表

インプラントについては一本当たり:539,000円〜(CT撮影+シュミレーション、サージカルガイド、インプラント一次オペ、二次オペ、テンポラリークラウン、アバットメント、セレックシステム)

CT撮影+
シュミレーション
¥33,000
サージカルステント ¥44,000
インプラント
一次オペ
¥220,000
インプラント
二次オペ
¥66,000
GBR ¥77,000
ソケットリフト ¥55,000
サイナスリフト ¥220,000

インプラントの被せもの

アバットメント ¥55,000
セレックシステム* ¥88,000
セラミッククラウン ¥121,000
テンポラリークラウン
(インプラント)
¥33,000
角度補正パーツ
(2本以上)
¥55,000

※4本以上連続の場合は院内作製困難なため、セレックシステムの選択はできません。

外科処置

ソケット
プリザベーション
¥11,000
抜歯 ¥5,500
抜糸 ¥0
定期観察料 ¥770

リスク・副作用

  • 術後のセルフケアなどを怠るとインプラントや歯肉周辺に歯周病ができることがあります。
  • 骨密度の低下や細菌感染などが原因で、インプラントが顎の骨にうまく定着しないことがあります。
  • 顎の骨に埋め込む人工歯根の素材は主にチタンを使用しており、金属アレルギーが起こりにくいのが特徴ですが、まれにチタンアレルギーがある患者さまもいらっしゃいます。インプラントで金属アレルギーの症状を引き起こすこともあり得るため、気になる方は事前にパッチテストを受けましょう。

よくある質問

ここでは、インプラントでよくいただく質問をまとめました。

インプラントでかかる費用は保険適用になりますか?
インプラント治療は自由診療となるため、基本的に保険適用となりません。治療には事前検査や緻密な作業が必要となるため、保険適用となるブリッジや入れ歯治療と比べると高額になります。ただしインプラントにはメリットも多いため、総合的に考えて治療を検討すると良いでしょう。(先天性の疾患等で例外的に保険適用となるケースもあります)
インプラント手術後の食生活で気をつけることはありますか?
麻酔が切れたら通常どおり食事していただいて構いません。ただしできるだけ手術していない部位の歯で食べものを噛んでください。また、やわらかいものやスープといった負担のかかりにくいものでの栄養摂取をおすすめします。
インプラントのデメリットは?
外科的手術が必要になることや、治療の終了までに時間がかかることがデメリットといえます。インプラントの治療は早くても3ヶ月、長いと12ヶ月程度かかることも。ですが、残された歯への負担を抑えつつ自分の歯と同じように食べものを噛む感覚を楽しめるのは、生活を送るうえでメリットになり得るでしょう。治療に対しご不安なことや疑問に感じることは、遠慮なく当院までご相談ください。