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Perio
Treatment

歯周病治療

炎症を抑え、
歯周組織の健康を回復し
進行を防ぐ歯周病治療

歯周病治療とは、感染を制御し、炎症を軽減して歯周組織の健康を回復させることです。進行性のため早期的に発見をして治療をすることが重要とされ、予防歯科や定期的な歯科検診が歯周病の予防や早期発見に役立ちます。

歯周病治療とは

歯周病とは、分かりやすくいうと細菌が引き起こす炎症性の病気のことで、虫歯と合わせて歯科の2大疾患とも言われ、多くの方が歯を失う原因となる病気です。

歯周病治療では、検査などで進行度を調べた後にそれぞれの段階に応じた治療を実施。

歯の機能回復を目指す治療と定期的なメンテナンスで、安定した状態が続くように経過観察を行います。

予防歯科とは

歯周病の原因

誤ったブラッシングにより磨き残しがあると、歯と歯肉の間にプラークが増殖します。このプラーク中に含まれる大量の細菌が産生する毒素により歯肉の炎症が発生。歯肉が腫脹し歯周ポケットが深くなることで、細菌が繁殖しやすい環境が整います。

さらに症状が進行すると細菌による毒素が歯を支えている骨を溶かすため、結果として歯を失う原因になってしまうのです。

歯周病の原因

また、糖尿病や喫煙習慣なども歯周病を発生、進行させる要因と考えられています。喫煙者は非喫煙者と比較し、約3倍歯周病リスクが上昇。一方糖尿病も、免疫機能が低下するため歯周病を進行させやすいことが分かっています。

歯周病の進行状況と治療の流れ

歯周病は、軽度・中等度・重度の順で進行します。

歯周病の進行状況と治療の流れ

クリニックではスケーリングやルートプレーニングなどで、細菌が含まれるプラーク・歯石の除去、歯根表面に付着した歯質の除去及び研磨を行います。その他にも状況によっては、ぐらぐらと動いている歯を削ったり、咬み合わせをチェックしたりといった処置も必要です。

適切なブラッシングを指導

ブラッシング指導も重要な基本治療の1つとなります。プラークが蓄積する原因は不十分なセルフケアです。特に軽度の歯周病を改善するには、ご自宅でのセルフケアが欠かせません。

適切なブラッシングで歯周組織が改善されれば歯肉は引き締まり、プラーク除去が効果的に行えるようになるのです。

適切なブラッシングを指導

外科治療が必要なケースも

一方重度の歯周病の場合は、外科治療が必要になるケースも。基本治療を行っても歯周ポケットが改善されない場合、歯茎を切開し歯根についた歯石や汚れを除去します。外科治療により、清掃しやすいお口の環境を作るのです。

外科治療が必要なケースも

それぞれの段階で歯周病治療を終えた後は、再発予防としてメンテナンスを実施。一般的に2~3ヶ月の定期検診でお口の状態を確認します。

よくある質問

ここでは、歯周病治療でよくいただく質問をまとめました。

歯周病になりやすい人はどんな人ですか?
歯磨きをあまりしない方や歯並びの悪い方、喫煙習慣のある方、糖尿病の方などは歯周病になりやすいと言えます。あてはまる方は、歯周病によって歯を失ってしまわないよう生活習慣の改善や予防歯科でのケアをご検討ください。
歯周病は治りますか?また、治し方を教えてください。
細菌はお口の中に無数に存在しており、全てを除去することは不可能です。一旦改善したように見えても、お口の衛生状態が悪くなれば歯周病菌は増殖し、再度症状を引き起こします。

歯周病の治療は、クリニックでのプラークコントロールとご自宅でのセルフケアによりお口の状態を保つことが重要です。加えて治療を終えた後も細菌の数を増やさないために、正しいブラッシングを継続したり定期的にメンテナンスを受けたりすることが大切なのです。